STORYひな薔薇綺譚の物語
気が付くと私はクマに抱かれていました。
温かいと思っていたのは、
彼女の毛皮のせいだったのです。
大きな躰と漆黒の瞳、
金色の太陽のように微笑みながら、
彼女は言いました。
いっしょに暮らしましょう。
彼女はあまいハチミツの匂い、
私を待っていてくれる
お日様みたいな
たったひとつの大きな手。
目覚めた花みたいにほほえみながら、
心の魔法はまだはじまったばかりです。
北の国の深い森や風の音
涼しい木陰と草の匂い
都会のオアシス
花々と雪
あまいお菓子と
ほっぺが落ちるフルーツ
光と影がくつろぐ家
リバティハウス
ひな薔薇とかわいい動物たちが
天国的幻燈世界のとびらを開けて
お待ちしています
気が付くと私はクマに抱かれていました。
温かいと思っていたのは、
彼女の毛皮のせいだったのです。
大きな躰と漆黒の瞳、
金色の太陽のように微笑みながら、
彼女は言いました。
いっしょに暮らしましょう。
彼女はあまいハチミツの匂い、
私を待っていてくれる
お日様みたいな
たったひとつの大きな手。
目覚めた花みたいにほほえみながら、
心の魔法はまだはじまったばかりです。
ひな薔薇とかわいい動物たちの物語
HINABARA
KANON
SORAYUKI
MIZUMIDORI